側湾症
[カイロプラクティック] 2018/12/05(水) 15:51
背骨の側弯症と診断された女性がカイロプラクティックのケアに来ています。
側湾症は基本的に女性に現れることが多く、幼少期から徐々に積み重なって
13歳辺りに状態を示す場合が多いです。
病理的な側湾症で、かつ成人を過ぎるような場合のケアはとても難しいと感じます。
身体の見た目である構造面の変化は僅かなこともありますが、
実際の働き自体は良好になっていく場合は多くあります。
一方で、年齢も若く、機能的な側湾症の場合であれば早期回復が見込めます。
多くの場合の検査が立った状態で背骨の歪みをチェックするわけですが、
この状況では身体の受け皿になる骨盤の歪みが起因している可能性もあります。
骨盤が歪むことで、背骨が適応して意図的に曲がるわけです。
こうした機能的な側湾の場合、うつ伏せになった状態で背骨をチェックすると
歪みが軽減する場合がほとんどです。病理的なのか、機能的なのかで側弯症の
違いはとても大きく、改善する可能性があるにも関わらず手術を選択して
メスを入れたという結果だけは避けたいところです。
カイロプラクティックのアジャストメントは、機能と構造の変化を目的とした徒手施術で、
側湾症についてもより早い時期からの定期ケアが不可欠です。
特にお嬢さんをお持ちの親御さんは定期健康診断に並べて、毎月定期カイロプラクティック
ケアを受けられることをオススメします。
2018年12月
<<前月 | 翌月>> |
| |
| |
| |
| |
| |
|